アニメ三国志
ここ数年の毎年の目標は、今年こそ三国志を読破する、ということ。
4年くらい前に横山光輝の文庫版三国志全30巻を大人買いして、未だに読めてない。。。
そして年末が近づくと、今年こそは読み切るぞ、と意気込んで結局6巻くらいで終わるという年が続いていた。2021年もそうです。
これを年度内にというのに置き換えることにした。今やっと15巻まできた。初めて呂布は死んだし、諸葛亮孔明を三顧の礼で迎えたし、赤壁の戦いにも勝った。後半は一気に読み切りたいものだが、いかんせんつまんない。いや、話がつまんないわけではなく、私も問題なのだが、なんか相性悪いのかな、、、吉川英治版の方がむしろ読み進められるかもしれない。中学生くらいの時、3巻くらいで挫折して以来そっちは読んでない。
さて、私にとって初めての三国志はアニメ版三国志。曹操孟徳は金髪青い目で顎は割れてるし、諸葛亮孔明はブルーのアイシャドーした中世的な男だし、劉備元徳は剣のたつ若いイケメンである。あと、曹操の部下、于禁は曹操を密かに慕う女武将だったり、後の孫権の妹はクノイチみたいになって劉備に想いを寄せたりしてる。
いろんな解釈を加えるのは面白いんだけど、劉備は実際には50過ぎたおっさんなわけで、孔明と同年代みたいな描き方は良くないのでは?あの頃のアニメの要素で埋め尽くされてて、見てた当時はすんなり入ってきてたけど今見返すと、これをどんな思い出大人は作ってたわけ?と思う。于禁はアリオンのアテネ的な描き方されてる。なんかそういう当時の手法のツギハギみたいに思えるけど、当時はこれはこれで楽しく受け入れてたなあ。吉川版三国志の大ファンだった母親がアニメ版横で見ながら、こんなの諸葛孔明じゃない!って怒ってたけど、あたしは結構いいなって思ってて、横でうるせーよって思って見てた。
というわけで、まだ蜀という国も作れてないけど、あと半分3月中に読み切るぞ!